さて、秋が近づいてきました。
秋服といえば、革靴との相性が良いアイテムが多いですよね。
そこで、秋冬へ向けてオススメな革靴ブランド ”5選”紹介します。
今回”5選”と紹介が少ない理由は、本当にオススメしたいモノを極限まで減らし考えたからです。コスパや実用性を考慮しての選定です。
本来でしたらJohn Lobb/EDWARD GREEN等も素晴らしい靴のため、5選に入れたい所でしたが、現実離れしている価格帯の物もあるため他の記事で紹介します。
今回の記事を読んで分かること
- 秋冬に向けての革靴ブランド情報
- 服業界10年の私(ミニマル)が本気でオススメする5ブランドについて
- ”長く使える本格派”から”コスパの良い革靴ブランド”まで知ることができる
秋冬へ向けてオススメな革靴ブランド ”5選”
【 J.M WESTON 】
価格帯 10万円〜18万円前後
- J.M WESTON 705 (CHELSEA BOOTS)
- J.M WESTON 180 (SIGNATURE LOAFER)
- J.M WESTON 641 (GOLF)
特徴
生産国 フランス
創業 1891年
服好きの方にとっては絶対に外すことのできないブランドのひとつ。
100年以上の歴史を誇るフランスの名門 J.M WESTON(ジェイエムウェストン)
製法/革/品質ともに最高峰で、飽きのこない普遍的なデザイン、長く履ける耐久性によりコストパフォーマンスが良い点も魅力。
そして180(ローファー)では幅広いウィズのバリエーションが最大6種類(A,B,C,D,E,F)から選べます。(正規店)
ただでさえ完成されたデザインと品質に満足してしまいそうですが、ウィズの選択肢まで頂けるという、至れり尽くせりな180。
今まで既製品の靴でウィズが合わず
『デザインは良いのに…』と
諦めた経験がある方には、朗報ではないでしょうか。
かつて”The Beatles” のメンバーも J.M WESTON705を着用したというのも有名な話です。
【PARABOOT 】
価格帯 3万円〜14万前後 (幅広い価格帯も魅力)
- MICHAEL(ミカエル)/チロリアンシューズ
- CHAMBORD(シャンボード)/Uチップ
- WILLIAM(ウィリアム)/ダブルモンクストラップ
- AVIGNON(アヴィニョン)
- REIMS(ランス)/ローファー
- PACIFIC(パシフィック)/グルカサンダル
特徴
生産国 フランス
創業 1908年
カジュアル部門で外すことのできないパラブーツ。
伝統的な技術を現代にも引き継ぎ、厳選された上質なレザー(主にリスレザー)を使用。
非常に高品質ゆえの快適な履き心地、さらに普遍的なデザインで流行に左右されず幅広い年齢層に愛されるブランド。
最近ではセレクトショップでも多く扱うようになり”認知度”も上がっていると感じます。
ノルヴェイジャン製法によりとても耐久性が高いこともポイント。
『ノルヴェイジャン製法×リスレザー × ラバーソール』 により高い耐久性と悪天候にも対応できる作り。
【 Alden 】
価格帯 8万円〜17万円前後
- 990/9901 (プレーントウ)
- 986/987 (ペニーローファー)
- 563/664 (タッセルローファー)
- 54321 (Vチップ)
特徴
生産国 アメリカ
創業 1884年
『米国靴の王様』とも表現され、カジュアル靴部門では絶対に外すことのできないオールデン。
そして、ホーウィン社のシェルコードバンといえば”オールデン”とイメージされる方が多いほど”代名詞的な存在”。
基本カジュアルテイストですので、ジーンズやチノパンとの相性は抜群。
563/664のようなタッセルデザインの靴ではスーツスタイルとも相性がよく汎用性が高い。
アメリカントラッド、アメカジ、ジーンズがお好きな方はマストなオールデン。
現在(2023/09)品薄状態といった声もよく聞きます。
ですから、オールデンの輸入総代理店『ラコタ』ラコタハウスにて探してみるのが良さそうです。
【 Church’s 】
- Consul(コンサル)/ 内羽根ストレートチップ
- Shannon(シャノン)/ 外羽根プレーントゥ
- Ryder(ライダー)/ チャッカブーツ
特徴
価格帯 12万円〜18万円前後
生産国 イギリス
創業 1873年
Church’sと言えばイギリス革靴界で数多くの名作を生み出している最高級革靴ブランド。
1999年にはPRADAの傘下に入ったことから、ラグジュアリーな雰囲気も漂う本格派。
”ポリッシュドバインダーカーフ”と呼ばれるガラスレザーを使用しているモデルが特にオススメ。
映画『007』でChurch’s / Shannonを”ジェームズ・ボンド”が着用したことでも有名。
【CROCKETT&JONES 】
価格帯 8万円〜14万円前後
- オードリー(AUDLEY)/内羽根ストレートチップ
- モールトン(MORETON)/ Uチップ
- ボストン(BOSTON)/ コインローファー
- キャンベディッシュ3(CAVENDISH)/ タッセルローファー
特徴
生産国 イギリス
創業 1879年
英国靴を語る上では外せないブランドではないでしょうか。
そして、最高級の紳士靴と親しまれる”クロケット&ジョーンズ”
1879年、チャールズ ジョーンズ氏と義理の兄弟ジェームス クロケット氏により設立。
John Lobb/EDWARD GREEN等のイギリス靴と比較すると、手の届きやすい価格帯と、負けず劣らずの高品質で世界中の革靴好きから支持を得ている「クロケット&ジョーンズ 」
ちなみに僕も一番多く履いてしまうのは”クロケット&ジョーンズ” かもしれません。
それほどにオススメしたい革靴ブランドです。
クロケット&ジョーンズは世界でも木型(ラスト)の多いブランドとしても有名=選択肢も多い
個人的にはクロケットといえば”CAVENDISH3”が浮かびます。
これはマストな一足なのではないでしょうか。
下記リンクでは”クリスピン”というお店のリンクを掲載しています。僕はよくそこで購入しています。
ポイント還元率も高く、非常に丁寧なお店ですのでオススメします。(断じてまわし者ではございません)
スタイリング例
J.M WESTON 705
PARABOOT MICHAEL
Alden 563
CROCKETT&JONES CAVENDISH3
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私の思う本当にオススメしたい革靴5選でした。
かなり厳選するのに頭を悩ませましたが結果”5つ”に絞ることができました。
実際、この5ブランドは私(ミニマル)も所有し、レビューするに至っております。
リンクも貼っていますので是非参考までにチェックしてみて下さい。
最後に、革靴市場だけに留まらず近年、激しい価格高騰が見られます。今後も値上がりする可能性が高いため、長く使うことを考えたらお早めに、ご購入されることをオススメします。
ミニマルの平穏な生活
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